Windows10設定(sublime text 3,bashrc,mintty)
今回は,Sublime Text 3,bash,minttyの簡単な設定を記します.
① テキストエディタをインストール
② テキストエディタを用いて設定ファイル
(.bashrc,.bash_profile,.minttyrc)を作成・編集する
以上を行うことが目的です.
Sublime Text 3のダウンロードとインストール
Sublime Text 3はテキストエディタで使いやすいので今はこれを使っています.
なお,OS XのほうではEmacsを使っていますがそちらもこれに変えるかもしれません.
下記サイトより日本語化までできますので,詳細説明は譲ります.
『初心者向け』 Sublime Text 3 導入と日本語化について - NAVER まとめ
上記にしたがってエディタをインストールしたのち,最低限次のパッケージがあるといいでしょう.
・Japanize
...日本語化パッケージ
・ConvertToUTF8
...文字コードをUTF-8に変換してくれるパッケージ
その他のテーマなど,詳しい設定をする機会は改めて設けます.
Sublime Text 3をMinttyから起動する
Sublime Text 3の実行ファイルが下記にあるとして説明を続けます.
C:\Program Files\Sublime Text 3\sublime_text.exe
Minttyを起動後,ホームディレクトリにcommand用のディレクトリを作成します.
このディレクトリにSublime Text 3を起動するコマンド subl を作ることにします.
$ mkdir command
まずは,普通にSublime Text3を起動し,sublという名前のファイルを新規作成します.
ファイルの内容は次のようにして,commandディレクトリの中に置きます.
#! /bin/sh /c/Program\ Files/Sublime\ Text\ 3/sublime_text $1 &
これで,sublと打てばテキストエディタが起動しますが,現時点ではそれはこのディレクトリ内にいるときだけです.
したがって,次はどこでこのコマンドを打っても起動するようにPATHを通します.
そのために,ホームディレクトリに.bashrc,.bash_profileという設定ファイルを作成します,
.bashrcの作成
Mintty起動後,次のように.bashrcを作成します.
$ ~/command/subl ~/.bashrc
.bashrcの中身は次のようにします.
#--- PS1 export PS1="\033[32m\]\u@\h \[\033[33m\W\033[0m\] $ " #--- PATH4command export PATH=$HOME/command:$PATH #--- alias alias cdd='cd $HOME/Desktop' alias ls='ls --show-control-chars --color=auto'
上記ファイルを読み込むことでsublコマンドが使えるようになります.ついでにaliasの設定をしています.
$ source ~/.bashrc
毎回読み込むためのコマンドを打つのは面倒なので,Mintty起動時に読み込んでくれるように,つぎは.bash_profileを作成します.
.bash_profileの作成
ホームディレクトリ以下に作成します.
$ subl ~/.bash_profile
中身は次のとおりです.
# .bash_profile # source .bashrc if [ -f ~/.bashrc ]; then . ~/.bashrc fi
これでMintty初回起動時には設定ファイルが読み込まれるようになります.
最後にMinttyの設定をして終わります.
.minttyrcの作成
ホームディレクトリに作成します.
$ subl ~/.minttyrc
私の場合は中身は次のように設定しました.
BoldAsFont=yes Locale=ja_JP Columns=90 Rows=30 Font=Consolas FontHeight=10 BoldAsColour=yes Transparency=high OpaqueWhenFocused=no CursorType=block CursorColour=255,255,0 IMECursorColour=255,0,0 ForegroundColour=243,243,243 Term=xterm-256color BackgroundColour=0,0,0